足のアーチが充分にできていても、まだ足の骨格は柔らかく、急に体が大きくなる時期などに重みでアーチが低下してしまうことがあります。また体の柔らかいお子さんほど偏平足になりやすい傾向がありますので要注意です。(体の柔らかいことは良いことに思われますが、骨と骨をつなぐ靱帯がゆるみやすく、積み木状態の足の骨のバランスが崩れやすいのです)この時期のお子さんは順応力が高いので、徐々に靴が小さくなってきていても、本人が自覚していない場合が多く、足趾(あしゆび)の変形や胼胝(たこ)ができていることがあります。
慢性的に足や下腿、膝の痛みや疲れを訴えて病院にいらっしゃるお子さんの靴を拝見すると、運動靴のヒモがちゃんと縛られていないことが大半です。体育やクラブ活動で、走ったり飛んだりすることをきちんと縛られていない紐靴でするのは、スリッパをはいて運動することと同じで、足の筋肉に無理がかかります。ヒモは飾りではありません。面倒がらず、きちんと紐を締めるだけで、症状が消えてしまうことがあります。
またエアの入ったバスケットシューズが流行していて、履いているお子さんをよく見かけますが、バスケットシューズはジャンプ、ダッシュ、ストップをするための靴で、歩くための靴ではありません。
目的にあった靴を足の大きさ、状態にあわせて選んで履くことが大事です。